2012年11月3日~25日まで 岐阜県飛騨市宮川町種蔵地区内にて行われた「種蔵Project Vol.03」に出品された作品。
種蔵地区は、穀物や貴重品などを保管するために木材で作られた倉「板倉」が多数残 る。その板倉を使って展示が行われた。 板倉の中にあった木箱、椀を使わせてもらい、その上にビニール傘を取り付けた。傘の 内側には加湿器によって雨粒が溜まっていき、その雨粒は下に置かれたお椀の中へと落 ち、そこで 種のメタファーとしての音が生まれる。 自然の循環を表現するため、水の流れる音と同期した映像が傘の周囲を廻る。と同時 に、板倉を鳴らすことで作られた音楽が歓喜の音を奏でる。 映像と音楽はMax5のJitterで同期している。
コンピュータ・モニタ3台、Logic、Max5、加湿器、ビニール傘、椀